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2026.08.16

【短感】26/27第2節:浦和 1-4 広島

 浦和のスタメンは出場停止のサヴィオに代わって南野がスタメン入りした他、林→長沼、小森→オナイウとスタメン3名を変更。曺監督はスタメン固定型ではないことが伺われました。

 一方、広島は前田→アレーの1名変更のみ。

 曺監督は試合前の会見で「彼らに強みを出させないようにすること。それと同時に、言葉で言えば、彼らが少し混乱するような攻撃を仕掛けていかなければいけないと思っています。」と語っていたので、スタメン変更だけでなく、突如3バックに転換する等何か奇策らしいものを講じてくるのかな?と思いながら試合を見ていました。しかし全くそんな様子は伺えず、目の前で繰り広げられているのは「総員突撃!!」のいつものキジェサッカー。

 開幕戦G大阪相手ならその序盤や後半などこの「総員突撃!!」がハマる時間帯もあり、それを見て「前節示した姿勢が浦和を熱くする」と心打たれる方もいたようですが、そんな脳筋サッカーが広島様相手に通用する訳がないんですなぁ、残念ながら。プレスのかけ方に連動性がない上に、フォーメーションの噛み合わせの悪さも手伝って、浦和のプレスはこの試合を通じてほとんどハマることはありませんでした。

 そしてそんな浦和のダメっぷりが集約されたのが最初の失点。浦和のプレスをあざ笑うかのように広島様が軽快にボールを繋ぎ、やたら前がかりになりがちな浦和最終ラインの裏へ川辺が飛び出してクロス→左サイドからどフリーで突っ込んできた鈴木が西川のニアをぶち抜いて当然のように広島先制。

 ところが、どんなにダメダメであってもひょんなことから点が入ることがあるのがサッカーの不思議なところ。22分右サイド遠い位置からの南野FKを荒木がなぜかクリアし損ねて浦和が運良く同点に。ここからしばらくは浦和も正気を取り戻して、30分南野→金子→渡邊と縦パスを繋いで渡邊シュートが広島ゴールを脅かす場面もありましたが、終わってみれば浦和のチャンスらしいチャンスはこれが最初で最後。

 これ以降浦和はほとんど自陣から出られなくなって防戦一方に。なんせビルドアップが出来ないどころかビルドアップという概念があるのかどうか極めて怪しいのがキジェサッカー。ポストプレーはそんなに得意ではないオナイウ目掛けてロングボールを蹴ったところで、相手にはハイボールには滅法強い荒木がいるんだから無意味ですわなぁ・・・

 そして25分工藤に続いて、34分には宮本もイエローをもらうキジェサッカー恒例の「イエローカード祭り」が祟ってか、45+2分中島とのパス交換で後方からボックス内で突入した塩谷がいとも簡単に浦和守備陣を交わしてゴール!! ボックス内はもちろんボックス周辺では相手に強く行けないというキジェサッカーの弱点はG大阪戦でもアホほど見た光景でした。

 試合後の会見で「2試合連続で前半の終わり際に失点しているようなところは、戦術の問題というよりも『この時間帯には何をしなければいけないか』という共通意識がまだまだ浸透させられていません。」と監督はぼやいていますが、どう考えてもキジェサッカーで繰り返し起こりがちな構造的問題=戦術の問題でしょうに。

Hiroshima260815002

 ぶざまな試合の責任をオナイウになすりつけるかのうように曺監督は後半頭からオナイウに代えて小森を投入。でも小森も荒木相手にボールを収められる技量は持っている訳ではないので戦況は芳しくないまま。

 そして60分笹→早川、長沼→林を代えた直後のCKで失点。佐々木のヘッドこそ西川がなんとかセーブしたものの、そのこぼれ玉をアレーにぶち込まれてしまいました。この試合で広島が得たCKは11本。こんなにアホほどCKを与えていたら、そりゃ一つはやられますわなぁ・・・

 75分にはサイドチェンジでどフリーの塩谷がスルーパス→鈴木がいきなり西川のニアをぶち抜いて4点目。鈴木には宮本が形ばかり付いていたものの何の役にも立たず。この場面私も集中が切れていて、よそ見している間に点が入っていたという始末でしたが、たぶん浦和の選手達も似たようなものだったかと。

 この試合の後半で見るに堪えなかったのは、やたら慌ててとにかく早く縦に蹴って、それが相手に引っ掛かってカウンターを食らいまくっていたこと。こんなん最終ラインなり安居なりのパス精度を責めても意味ないでしょうに・・・早く蹴らせるほうに無理があるんだから・・・

Urawasapo3

 開幕2試合目にして早くも馬脚を現したキジェサッカー。いやPSMの時点で早々に馬脚を現してたんですが(苦笑)。監督のやりたいサッカーが浸透するのに時間がかかっているのではなく、浸透自体はめっちゃ速いのだが監督のやりたいサッカー自体が破綻しているという絶望感。失点は多いがとにかく点は入るサッカーを望んだところ、失点が多い上に点が入る気がしないサッカーが出来上がりましたって、さすが浦和のやることは違うわ!!

 ゆえにこれに時間を与えるのって全く無意味だと思いますが、なんせアホフロントが長年の宿願かなってようやく曺監督招聘にこぎつけたばかりですから、そんなに早くは更迭しないでしょうなあ・・・

 OB監督が失態を晒しているという点では2011年のゼリコと似ており、ゼリコの解任は全34試合で29節=大宮戦の敗戦までかかったんだから、今回もアホフロントが引っ張りに引っ張って、解任するのはそれと良い勝負になるような気がします。ただゼリコはやたら引き分けが多かったのが特徴で、今回の大量失点癖はそれより酷く、そんなに引っ張ったら手遅れになると思いますが。

 そして勝負事で「負けて悔しくなくなったら終わり」とよく言われますが、私はもうその心境。だって当然の報いを受けているだけですから。進んでアホな選択をした浦和がどんな醜態を晒しながら落ちてゆくのか、ただただその様を見つめ続けるのも古参の務めかと思いながら今後も埼スタへ足を運ぶ所存です。試合前のバカ話は相変わらず楽しゅうございました。埼スタへの往復も良い運動になりました。それでいいのだ。

Hiroshima260815003

南野---オナイウ---金子
--渡邊-----笹--
-----安居-----
長沼-工藤--宮本-ボザ
-----西川-----

(得点)
22分 オウンゴール(荒木)

(交代)
HT オナイウ→小森
60分 長沼→林
60分 笹→早川
66分 南野→肥田野
76分 渡邊→稲垣

Hiroshima260815001

-----アレー----
--鈴木----加藤--
東--中島--川辺-中野
-佐々木-荒木--塩谷-
-----大内-----

(得点)
16分 鈴木
45+2分 塩谷
61分 アレー
75分 鈴木

(交代)
62分 アレー→川村
69分 中島→松本
69分 東→新井
69分 加藤→小林
89分 川辺→山﨑

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