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2026.09.14

【短感】26/27 第7節:浦和 1-2 岡山

 浦和はなんと西川→福井、林→長沼、金子→南野、稲垣→水沼、渡邊→サヴィオ、小森→オナイウとスタメンを前節から6人も入れ替え。

 この件については試合後会見で「コンディションが試合に向かって整わなかった」との話があり、さらにクラブからも「チーム内に複数の体調不良者が発生しております。すでにチーム活動においては、感染症対策の対応を強化しております」との発表がありました。とにかく意図せざる形で大幅にスタメンを入れ替えざるを得なかったのは浦和には大きな痛手でした。

 一方岡山は出場停止のCHオベルダンに替わって宮本がスタメンに入っただけ。

 立ち上がりはお互いロングボールを多用しがちでしたが、水沼へのロングボールは全く意味がない上にポストプレーヤーとしてのCFルカオとCFオナイウの差が出てしまうせいか、内容的には心持ち岡山優勢に。しかもボザが相手と交錯した訳でもないのに傷んでしまって、15分に工藤と交代する羽目に。

 そして18分岡山CKからの流れで本山が対峙する植木を簡単に交わしてグラウンダーのクロス。これを大森がヒールで流し込むような格好で岡山が先制。その直後20分にはルカオ単騎でのカウンター攻撃で4,5人もいる浦和守備陣を振り切ってシュートまで持ってゆく場面も。

 ボザを工藤に代えた後の浦和は、ルカオ対策のためか根本が中に入って左工藤、右宮本の形に変更。そしてあまり意味のないロングボールを控えめにしてボールをきっちり繋ぐスタイルにシフト。

 その甲斐あってか、27分岡山を自陣に押し込んだ状態で、瀬古の縦パスを受けた南野がバイタルエリアから理不尽なミドルシュートを決めて浦和は早い時間帯に同点に追いつきました。

 それ以降も浦和がなんだかんだと相手との一対一で上手く相手を剥がす場面が目立ちましたが、浦和は「ボールを奪ったらとにかく縦に速く!!」を放棄したせいか、手数をかけている間に岡山に5-4-1の守備ブロックを敷かれてしまうと手も足も出ず。

 また浦和の攻撃時は宮本がサイドに張って右SBっぽく振舞う変則的なフォーメーションを取っていましたが、宮本の攻撃力はボザに遠く及ばない上に、金子不在が祟って右サイドからのクロス攻撃はほとんど形になりませんでした。

 後半に入ってもお互い攻めあぐみの様相を呈する中で先に動いたのは岡山。56分河野→神谷、江坂→ナ サンホと交代。そしてその直後57分神谷CK→鈴木ヘッドが枠内を襲うもここは福井がセーブ。

 さらに浦和は63分にサヴィオ→渡邊、瀬古→安居、岡山は64分ルカオ→ガウショと代えましたが、この交代を機に戦況は岡山優位に傾いてしまいました。

 69分左サイドで工藤がナサンホに簡単に入れ替わられてしまう大失態があり、ナサンホのクロスがガウショに通る決定機を作られましたが、ガウショのシュートはバーの上。さらに74分には安居の縦パスをカットされてカウンターを食らってしまいましたが、ここでもガウショのシュートはバーの上。

 浦和は72分水沼→山根、オナイウ→小森と2枚替えしましたが、ロクにボールを前に進められなくなっているのでこの交代は意味なし芳一。

 浦和はボール支配率で優位とはいえ、もともとポゼッションに強みがあるチームでもなんでもなく、ビルドアップは瀬古一人でなんとか成り立たせているようなもの。そして瀬古はまだ90分使えるコンディションではないので途中交代はやむを得ないのですが、その代わりが安居では無理がありましょう。ここは誰もがグスタフソンを入れるべきだと思ったでしょうが、なんで大学生の田中がベンチ入りしていてグスタフソンがベンチ外なのか不可解としか言いようがありません。もっともグスタフソンも体調不良だったのかもしれませんが・・・

 またこの試合のグダグダ感をマシマシにしたのが審判団というか試合運営というか・・・ 80分植木が足を攣った直後に試合がなぜか長時間中断しましたが、その理由を場内には全く説明せず、観客はほったらかし。

 そのためATは8分もありましたが、90+4分渡邊のシュートが宮本の頭を直撃し、宮本は脳震盪の疑いで倒れ込んでしまったので、ここでも試合は長時間中断。岡山の医療スタッフが宮本選手を全く動かさないので脳震盪の疑いなのだろうと遠目には推察できましたが、上田主審は宮本が倒れたところですぐに試合を止めるどころかしばらく流していたからなぁ・・・

 グダグダを極めたこの試合、引き分けで終わればまだ救いはあったのですが、90+11分左サイドを駆け上がった立田のクロスがゴールマウスへ向って飛び、GK福井は軌道を読み違えたのか、そのクロスをキャッチしたのはゴールマウスの中だったという大失態。VARでの確認も要さないくらい、がっつりとボールはゴールの中へ入っているという、なんともまぬけな格好で試合終了。

Urawa_okayama_lose

 とにかくコンディション不良の選手が大量に出てしまい、おまけに早い時間帯にボザも故障する不運がありましたが、「金子がチャンスメイクして西川が守っているだけのチーム」と揶揄されても仕方がないの末路という感は否めない残念な試合でした。さらにこの試合を受けて付け加えれば「瀬古がビルドアップし、金子がチャンスメイクして西川が守っているだけのチーム」ということになりましょうか。

 そしてその3人を欠いてしまうと負けるのも道理。最後はどうしても福井の大失態が目立ってしまいましたが、それ以前に2度あった決定機をガウショに決められて負けていた可能性が高かったので、「引き分けで終わりそうな試合を福井のせいで負けた」ような気は全くせず、必然的な負けだったと思いました。

 アンカーシステムを諦めて2CHに変更し、必要に応じて5バックで守る等守備に人数を割きだしたのが奏功して守備は多少マシになりました(それでもまた複数失点(苦笑))が、その代わりに決定機の数は激減するって、絵に描いたような「無能な監督の縮小均衡」でしょうに。ビルドアップなんて全く仕込めないので徹頭徹尾瀬古頼み。

 勝つときは運頼み、負ける時は必然。こんな監督をいつまで引っ張っるつもりなんだろうなぁ、あの方々は。

Okayama2609002

-----オナイウ-----
--サヴィオ----南野--
長沼-植木--瀬古-水沼
-根本--宮本--ボザ-
-----福井-----

(得点)
27分 南野

(交代)
15分 ボザ→工藤(負傷による交代)
63分 サヴィオ→渡邊
63分 瀬古→安居
72分 水沼→山根
72分 オナイウ→小森
90+8分 植木→笹

Okayama2609001


-----ルカク----
--江坂----河野--
白井-宮本--藤田-本山
-鈴木--立田--大森-
-----モーザ-----


(得点)
18分 大森
90+11分 立田

(交代)
56分 河野→神谷
56分 江坂→ナ サンホ
64分 ルカオ→ガウショ
80分 藤田→森
80分 白井→ブラウン
90+8分 宮本→田上(脳震盪の疑いによる交代)

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