2025.07.03

本郷油倶楽部@本郷三丁目 ~ 醤油油そば

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 丸ノ内線本郷三丁目駅を出て本郷通を南へ下ってすぐ。かつて「175°DENO担担麺」があったところで、その前後もラーメン屋ばかりしょっちゅう入れ替わっている鬼門的な立地のようです。先客ゼロ、後客2。

 券売機は無くオーダーシートを書いて注文する方式。メニュー先頭の「醤油油そば(850円)」を注文。麺をストレート麺or縮れ麺から選べるので、縮れ麺で。また並盛(200g)・大盛(260g)同料金なので大盛にしました。先会計制。

 メニューは他に旨塩油そば、辛味噌油そば、ジャンク油そば(醤油・塩)、特製油そば(醤油・塩)など。

 店内は縦長カウンター5+5席のみ。席の背後がやや狭いのが鬱。卓上には、胡麻油、酢、ラー油、かえし、魚粉、ブラックペッパー、ガーリックパウダー、一味、すりゴマ、タバスコ、カレー粉と油そば専門店らしくゴテゴテと置いてあります。水セルフ。最初にスープが出てきました。

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 配膳後天地をひっくり返しながらひとしきり混ぜ混ぜしてから試食しましたが、底に溜まっている醤油ダレの量こそ多くないものの、デフォルトでもややしょっぱめ。よってあまり味を重ねても意味はないと思って、途中で魚粉とラー油を少量垂らすだけに留めました。

 店では油そばで一般なサラダ油ではなく、背脂と葱油を混ぜて使っているのをウリにしていますが、そそくさと混ぜ混ぜしたのが良くなかったのか、そのウリはよく判らずじまい。

 麺は極太の縮れ入りで、しっかりした噛み応えが気に入りました。

 具は炙りチャーシュー、極太メンマ、背脂、揚げネギ、刻みネギ。

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2025.06.05

Ramen&Bistro Crab Club@根津 ~ 淡麗蟹そば

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 千代田線根津駅から言問通りを西へ。坂を登り始めたところに立地。先客ゼロ、後客4。後客のうち二人はインバウンド客で何やらスマホと格闘しながら注文していましたが、店もその手の客にはすっかり慣れた感じ。

 券売機は無く卓上のメニュー先頭の「淡麗蟹そば(900円)」を注文。後払い。

 メニューは他に「蟹肉と蟹味噌のまぜそば」「濃厚蟹そば(ランチ限定)」「蟹とトマトのまぜそば(デイナー限定)」。さらに往訪時は期間限定で「紅ずわいとバジルのまぜそば」を出していました。

 店内はく字型カウンター8席。卓上にはミル入り胡椒とライム酢。屋号&外観から察しがつくように内装もラーメン屋というよりはビストロ寄り。

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 なぜか天敵大葉が載っているのでまずは慎重に除去。

 スープは「渡り蟹を沸騰させないよう弱火でじっくり炊くことで香りと旨味を抽出した淡麗スープ」というのが店のウリ文句。塩気控えめの優しい味わいが特徴ですが、やや物足りないと感じ方も少なくないかも。そこで蟹ほぐし身で旨味を補強するとそこそこ良い感じに。それでもカニの旨味でガツンガツン押しまくる「冬のカニ鍋」を思えば非常に大人しい限り。

 平打ち中細タイプで緩い縮れ入り。つるつるした口当たりで、少々頼りないルックスの割にはコシがしっかりしていて気に入りました。スープも絡みまくり。この麺だとまぜそばのメニューを複数揃えているのも納得。

 チャーシューはスープと喧嘩しないよう淡い味付けながら結構厚みがあってまずまず。ゴロンと横たわる茎野菜は正体不明。蟹ほぐし身の土台になっている炙りトマトは酸味が邪魔でこのラーメンには合わず、アイデア倒れじゃないかなぁ・・・

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2024.05.09

本郷苑@本郷三丁目 ~ ラーメン

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 丸ノ内線本郷三丁目駅を出て本郷通りを南へ。壱岐坂上交差点の手前。隣に「我流担々麺 竹子」あり。「ぷれじでんと」のリニューアル。先客ゼロ、後客5。

 券売機ボタン先頭の「ラーメン(900円)」を注文。ライス1杯無料サービスあり。

 メニューは他にチャーハン、まぜそば+鶏肉飯 温ワンタン+スープセットなど。チャーハンはラーメンのサイドメニューではなく、単品で頼んでいる方もいました。またまぜそばの単品が券売機ボタンに見当たらないのが謎。

 店内はへの字型カウンター8席のみ。席間はやや狭め。卓上には胡椒、山椒と酢。テーブル席もあるにはありましたが、人出不足のためカウンターだけで営業しているとのこと。

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 スープはかえしや表面の脂がいたずらに自己主張しない、動物系出汁を生かしたあっさり&すっきり、そして雑味のない優しい味わい。美味さに釣られてスープをついぐいぐいと飲んでしまいました。見た目は古典的な醤油ラーメンっぽいものの、生姜を結構効かしているせいか、味は古典的な醤油ラーメンとは全く異なります。

 麺は村上朝日製麺所製のストレート並太タイプ。つるつるした口当たりでしなやか。噛み応えは強くありませんが、案外弾力性に富んでいるのが特徴的。スープとの相性は文句なし。なお店前に「キング製麺」の?箱が積んでありましたが、これは「ざる中華」用のだとわざわざ注意書きが。でも「ざる中華」のメニューボタンは見当たらない謎が・・・

 バラ肉チャーシューは薄切りのものに加え、端っこの塊みたいなのが入っていてちょっと得した気分。他に細メンマ、刻みねぎ、小さい海苔。

 見た目は「ちゃん系」ちょい似ですが、「ちゃん系」ほどご飯のお供に振り切った感じはせず、ラーメン単体としてはるかに完成度が高い逸品でした。

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2024.02.07

大至@御茶ノ水 ~ 味噌ラーメン

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 御茶ノ水駅から聖橋を渡って北へ徒歩5分ほど。蔵前橋通り・清水坂下交差点そば。約1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客7。

 店内の券売機で今回は冬の定番「味噌ラーメン(950円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「ラーメン」「背脂ラーメン」「担々麺」「つけ麺」など。

 席は縦長カウンターが2本並んでいて手前に7席、奥に数席。卓上には一味、胡椒、酢。

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 スープは若干とろみがかっていて、味噌の粒々が感じられるタイプ。そして味噌自体はやや甘目。スープのベースは「ラーメン」同様鶏がらベースだと思いますが、味噌味にかき消されてよく判らず。ただ脂っ気が少なく、ニンニクや生姜をがっつり利かせたタイプでもないので、昨今の味噌ラーメンのスープにしてはあっさり目に感じます。

 麺は日清製粉の傾奇者で、中太の緩い縮れ入り。やや硬めの茹で上がりで、スープとの相性&絡みとも申し分なし。

 麺の上には茹でもやし、ひき肉、そしてコーンがどっさり。他にキクラゲやニラが少々。穴あきレンゲがあるとより嬉しいのですが、具をサルベージしながらついついスープを飲み進んでしまいました。味噌ラーメンのスープを飲み進むこと自体個人的には非常に珍しいのですが、よほどベースがしっかりしているのでしょう。

 「ラーメン」同様平凡なようで非凡。足しげく通いたくなるほどの中毒性はないが、いつ食べても飽きは来ない。そんな珠玉の一杯です。早い時間帯であれば行列が出来るほど混まないのも好印象。

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2024.02.01

日乃屋カレー本店@御茶ノ水 ~ 元祖カミナリそば

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 御茶ノ水駅から聖橋を渡って北へ徒歩10分弱。清水坂下交差点から蔵前橋通りを西へ入る。手前に「大至」あり。人気カレーチェーン店「日乃屋カレー」の本店がなぜか麺類も出しているのが面白くて、ほぼ3年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客3。

 前回は期間限定の「カレーつけ麺」を注文したので、今回はレギュラーメニューの中から「元祖カミナリそば(850円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 麺類メニューは他に中華そば、つけめん、カミナリつけめん、カレーつけ麺、メンチカツカレーつけ麺など。
 
 店内は縦長L字型カウンター11席と2人卓×2。卓上には一味、胡椒、福神漬、らっきょう。水セルフ。

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 広口で浅めの丼で登場。「元祖カミナリそば」の正体は大雑把に言ってしまえば「味噌カレーラーメン」となりましょうか。味噌くささはほとんど感じられず、かなりカレー寄り。しかも山椒と思しきスパイスが舌を絶えず刺激してくるので日乃屋の甘目のカレーとも味はだいぶ違い、「カミナリそば」とカレーを想起させないネーミングにしたのも頷けます。
 
 また単に辛さや痺れといった刺激に走った訳ではなく、旨味もしっかりしていてついついぐいぐい飲み進んでしまいました。脂の塊も浮いてて、総じてかなりこってりなんですが(苦笑)。ただ茹でキャベツ、もやし、メンマ。刻みネギ等後乗せの具が多くて、スープがぬるくなっているのが難点でしょうか。

 麺は平打ちっぽい中太緩い縮れ入り。つるつるした口当たりで、濃い目のスープに負けない仕上がり。

 周囲を炙り、かつほぐしたようなチャーシューが少々。煮込み加減、脂の差し加減とも文句なしですが、値段を抑えるたためかチャーシューの量は少な目。でも野菜が多いので総量は多め。

 食後にらっきょうをポリポリと齧るって、ラーメン屋ではありえない形でフィニッシュ(苦笑)。カレー屋が本業なのに、この値段でこのクオリティとは脱帽するしかありません。

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2023.07.01

麺浪漫@千石 ~ (背脂豚骨醤油)らーめん

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 都営地下鉄千石駅を出て、白山通りを北へ。先客2、後客5。全店閉店した「千石自慢ラーメン」の流れを汲む店で、女将さんとの話を聞いていると早い時間帯から来ている客の大半は「千石自慢」以来の古参が多い感じでした。個人的には「千石自慢」に行ったのはほぼ3年前の西巣鴨店が最後。
 
 店内の券売機ボタンを見て基本の「らーめん(880円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは「らーめん」一本で、あとはトッピングでバリエーションをつけているだけ。
 
 店内はL字型カウンター10席のみ。卓上にはブラックペッパー、酢、醤油たれ、おろしニンニク。辛味は有料(100円)。

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 「千石自慢ラーメン」の流れを汲むとされるだけあって、当然ながらスープは豚骨醤油味。ただ「千石自慢」と決定的に違うのは背脂を平ざるで振りかけるスタイルではなく、お玉で注ぎこむスタイルのためルックスが非常に綺麗。また西巣鴨店で食べた際は残念ながらかなりしょっぱく、ご飯がないと食べづらかったのですが、味の濃さ加減もすっかり大人しくなって豚骨の旨味がしっかり感じられる範囲内。
 
 麺は中太緩い縮れ入りで、デフォルトでもやや硬め。この辺は「千石自慢」と変わらず。

 チャーシューは小さめなのが残念ですが、濃い目に煮込まれていてまずまず。他にメンマ、刻みねぎ。以前は茹でもやしが乗っていたはずですが、別料金になっちゃったみたいで・・・
 
 らーめん自体は概して「千石自慢」時代よりお上品になり、かつ美味くなったと思いました。でも3年間で700円→880円と大きく値上がりした上に、具は明かにしょぼくなり、しかもランチタイムの「麺大盛かご飯一杯無料サービス」もなくなってしまいました。
 
 この手のラーメンって「安くてそこそこ美味くて腹一杯になる」という意味でのコスパが悪くなるとちょっとしんどいんじゃないかと。

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2023.04.27

穂ころび@本郷三丁目 ~ ミックスワンタン中華そば

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 東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅を出て、本郷通りを挟んだ向かい。みずほ銀行の南あたり。先客1、後客は三々五々やって来てほどなく満席となり、退店時外待ち2。
 
 店内の券売機ボタンを見るとワンタン推しの店であることが一目瞭然なので、ボタン先頭の「ミックスワンタン中華そば(1180円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは「中華そば(900円)」にワンタン等トッピングでバリエーションをつけただけで非常にシンプルな構成。

 店内は縦長L字型カウンター8席のみ。卓上にはブラックペッパーだけ。

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 スープは判りやすい魚介系ベースで、店内の香りでも察しが付くように節系がかなり強く出ています。しょっぱくはありませんが、飲み進むにはちょっと味が濃すぎるかな。
 
 麺は中細ストレートタイプ。つるつるした口当たりで、中細の割には噛み応えしっかり。濃い目のスープに良く合っています。
 
 チャーシューは意外に大判で、厚みもそこそこあり、しかも肉の旨味をちゃんと保っている優れもの。ワンタンは肉ワンタン2個、海老ワンタン2個という構成で、いずれも飴がたっぷり詰まっている上に、プルンプルンとしたワンタンの食感も楽しめて、これをウリにしているのも納得。
 
 メンマは大ぶりなのはともかく、片方がやたら節っぽくて難儀。他に白髪ネギ、三つ葉、海苔。

 細かい難点はあるものの、総じて大満足の出来でした。

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2022.11.20

こいけのいえけい@巣鴨 ~ 豚骨醤油ラーメン

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 山手線巣鴨駅南口から中仙道を渡って南へ。ほっともっとやゴルフパートナーのある角を西へ入って、文京宮下公園の真ん前。駅から徒歩10分弱。
 
 本郷三丁目「にし乃」や王子「キング製麺」などの人気店と同じグループが手掛けた店ということで既に結構な行列店になっていると聞いて、11時の開店25分前に到着したところ先客1、開店までに後客10人強。退店時には外待ち12人と確かに早い時間帯から行列が出来ていました。

 店内の券売機ボタン先頭の「豚骨醤油ラーメン・並盛(850円)」を注文。麺量は並で160gとのこと。ランチサービスなし。食券を渡すと、麺の硬さとニンニクの要否を聞かれたので、「硬め&ニンニクあり」でお願いしました。

 メニューは「魚介MIXつけ麺」との二本立て。

 店内はL字型カウンター8席のみ。卓上にはおろしニンニク、豆板醤、ブラックペッパー、マヨネーズ、白米専用ニンニク醤油漬、白米が進むタレ、ラーメンダレ。白米用の調味料が目立ちますが、残念ながらライスは別料金(150円:ハーフ100円)。

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 家系にしてはややとろみ強めのスープは「骨を入れてはコトコト・・・漉して骨を入れ、コトコトを3日間かけてエキスを抽出。最後に細かい目のザルで漉してクリーミーな口当たりに仕上げました」というのが店のウリ文句。確かに良くも悪くも家系らしいワイルドさは微塵も感じられず、いたってクリーミー。またかえしは終盤になってややうるさく思えるくらいで、どちらかといえば総じてマイルドな味。しかも脂もさほど多くはなく、豚骨の旨味を存分に味わってもらう趣向のようです。ただ食べているうちはそうでもないのですが、食後は結構胃にずっしり来ました。
 
 麺は中太ほぼストレートタイプで、キング製麺で製造しているとのこと。一般的な家系の麺よりはやや平たく、また「硬め」で頼んでもつるつる&もっちりした家系らしくない食感なのが特徴的。スープとの相性は文句なし。

 チャーシューはこれまた凡そ家系らしくない低温調理タイプ。薄切りにしたのは「スープに浸してご飯を巻いて何回も食べられるように」との考えらしいのですが、このラーメンはそんなにご飯を欲するタイプではなく、むしろチャーシューが冷えていてスープを温くしている弊害のほうが気になりました。
 
 具は他にほうれん草、刻み玉ねぎ、海苔。卓上におろしニンニクがあるのにニンニクの要否を聞いてくるのが不思議でしたが、トッピング用のニンニクは刻みニンニクでした。

 家系ラーメンを非常にお上品に作ってみたらこんな感じになりました!!といったところでしょうか。行列店になっているのも納得の出来でした。

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2022.08.04

【閉店】いし川@本駒込 ~ 鯖醤油らーめん

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 地下鉄南北線本駒込駅からすぐ。本郷通り・駒本小学校前交差点脇。「四代目けいすけ」→「初代けいすけ」の跡地ですが、「けいすけ」が完全撤退したわけではなく、「けいすけ」と同じ会社が運営しています。先客ゼロ、後客1。
 
 店内の券売機で基本と思しき「鯖醤油らーめん(820円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは基本的に鯖醤油らーめん一本で後はトッピングでバリエーションを付けているだけのようですが、券売機ボタンを見ると「塩」に変更可能になったようです。また往訪時は数量限定で「鯖味噌つけ麺」を出していました。
 
 なお「鯖味噌定食」というメニューもありますが、これはラーメンにご飯がついた類ではなく、単純に鯖味噌にご飯や味噌汁が付いたものみたいで。でもそういうのを食べたい人がわざわざラーメン屋に来るかなぁ?しかも定食屋で食べる「鯖味噌定食」よりどう見てもかなり高いですし。

 店内は「四代目」からほとんど変わっていないようで、若干S字型に屈曲した縦長カウンター12席のみ。卓上には胡椒、一味など。

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 スープは「鯖節、かたくち、あじ煮干し、日高昆布の魚介系と鶏ガラを合わせたWスープ」とのこと。やたらと鯖を前面に打ち出している割にはそんなに鯖臭い感じはせず、煮干しがかなり前に出た動物魚介系といったほうが実態に即しているかと。表面には背脂が香味油がたっぷりと加わっており、そこに岩海苔や刻み玉ねぎなどを添えてルックスは燕三条系背脂煮干しラーメンを意識した風。
 
 麺はカネジン食品製の平打ち中太縮れタイプ。つるつる&もっちりといった形容が実にしっくりきます。スープとの相性&絡み具合は文句なし。
 
 チャーシューは「自家製の醤油ダレで長時間煮込んだトロトロチャーシュー」と能書きにありますが、味わいは淡白かつちょっと旨味が抜けてしまったような塩梅。「トロトロ」という要素は一切なく、どうしたものか? 一方大ぶりのメンマは甘目の味付け。

 総じて悪くはないのですが、ここの店はリニューアルする度に客足が落ちているような気が・・・ランチタイムなのにワンオペでしたし。
 

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2022.07.28

大至@御茶ノ水 ~ ラーメン

Daishi2207001

 御茶ノ水駅から聖橋を渡って北へ徒歩5分ほど。蔵前橋通り・清水坂下交差点そば。約2年半ぶりの再訪。11時の開店直前に到着したところ先客3で驚きましたが、後客は2人のみ。

 前回は冬の定番「味噌ラーメン」を注文したので、今回は券売機ボタン先頭の「ラーメン(780円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「背油ラーメン」「担々麺」「つけ麺」「冷やしつけ麺」など。「冷やしつけ麺」は季節限定かな?

 席は縦長カウンターが2本並んでいて手前に6席、奥に数席。さらにその奥に厨房があって様子は伺えず。卓上には胡椒のみ。

Daishi2207002

 ぱっと見は昔ながらの東京ラーメンそのものですが、内実は随分違います。さしずめ「新古典派」。スープは鶏&豚骨主体かな?と思ったのですが、「丸鶏と豚骨を使った動物系スープと、昆布・椎茸・鰹節などの乾物系スープを営業前にあわせたダブルスープ」という話も。古典的な東京ラーメンのスープと比べるとやや甘味があります。また鶏油が表面を覆っているので見た目よりも心持ちこってり。かえしとのバランスも良く、ついつい飲み進んでしまいました。

 麺は浅草開化楼の並太のほぼストレート麺。若干柔らか目の茹で上がりでしたが、つるつるとした口当たりやもっちりとした食感が心地よく、かつスープの絡みも申し分なし。

 部位の異なるチャーシューが2枚乗っていますが、共にスープに合わせて薄めの味わい。他に海苔、青菜、ナルト、メンマ、ゆで卵半個。

 平凡なようで非凡。足しげく通いたくなるほどの中毒性はないが、いつ食べても飽きは来ない。そんな珠玉の一杯です。

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